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【2019年】パチンコの規制緩和をくわしく解説

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2019年「確変の継続率65%上限処置」に引き続き、規制の緩和がおこなわれました。

 

ちなみに、今回の規制緩和で射幸性の高い爆裂機が出ることはありません。それを詳しく解説していきます。

 

この記事を読めば、2019年のパチンコ規制緩和の内容と、どのようにパチンコ台が変化するのかが分かります。

 

 

 緩和された内容は以下の2点です。

 

①賞球数の下限の撤廃

②通常ベース値の下限の撤廃

 

これについて深堀していきます。

 

記事を書いている僕は、パチンコ業界に14年務めているパチンコ店長です。つまり、専門分野なので信憑性は比較的高いです。

 

パチンコの規制緩和を詳しく解説

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2019年の5月の規制緩和では、「賞球数の下限の撤廃」と「通常ベース値の下限の撤廃」がおこなわれました。

 

まずは「賞球数の撤廃」から説明します。

賞球数の下限値の撤廃

 

今のパチンコ台は、ヘソを例にすると払い出し個数は4個以上と決まっていました。

 

これが撤廃され3個以下でもOKになります。ポケットや電サポでの払い出し個数にも適用されます。

 

これはどういうことか?
ユーザーの通常時の玉持ちを悪くすることが出来ます。

 

つまりヘソに入っても、ポケットに入っても払い出しが1個でもOKになります。

 

通常時の払い出しが1個になる分、出玉率の出玉の部分を、全て他の部分で補うことが出来るようになります。

 

射幸性が高くなる可能性があるので、ヘビーユーザーからは歓喜の声が殺到していますが…

 

果たしてその考えが正しいのでしょうか?これは後に解説します。

 

通常ベースの下限値の撤廃

 

これまでのパチンコ台のベース値は30と決まっていました。今回の緩和でベース値30は撤廃になります。

 

「ベース値30」と聞くと千円辺りの回転数と勘違いしますが、業界用語の「ベース」とは通常時の還元率の事を言います。

 

通常時の還元率は、

 

①スタート賞球

②ポケット賞球

 

この2点から成り立っています。

 

通常時の還元率が30ということは、100玉の打ち込み玉に対して、30玉は還元しないといけないというルールです。

 

ベース値の下限が撤廃されたので、
「賞球数の撤廃」と類似しますが

通常時の玉持ちを悪くさせることができる反面、特賞関係に性能を振り分ける事ができます。

 

今より射幸性の高い機械が出せるの?

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冒頭でも書きましたが、今回の規制が緩和されたことによって、射幸性が高い機種が高い機種が出せるのか?

答えはNOです。

 

今回の規制緩和の理由は、規制をしていも意味がない物を取り除くためです。

 

①賞球数の下限の撤廃

②通常ベース値の下限の撤廃

 

次に、これらを規制していても意味がない理由を解説します。

 

出玉率の制限


パチンコ台には出玉率の制限が決まっています。

 

・1時間:33%~220%

・4時間:40%~150%

・10時間:50%~133%

 

このように出玉率の制限が厳しく制限がかけられています。

問題なのは1時間の超短期的な出玉率の部分です。

 

パチンコ打っていて、1時間打っても当らない!なんて普通にありますよね?

 

何度も言いますがパチンコ台で発射できる玉数は1分間で100発です。
1時間で表すと6000発になります。

 

出玉率の制限では1時間辺り33%なので約2,000玉は当たらなかった時の事を考えると、通常時の還元分として払い出さなければいけません。

 

だから、「賞球数の下限値や通常ベースの下限値」がなくても、最低でも2,000玉の払い出しが通常時に獲得できるような台じゃないと検査を通す事ができません。

 

つまり、賞球数やベースの下限値が撤廃されても、あまり従来の機種と変わらないということを意味しています。

 

 

本来なら賞球数を1にして全部大当り出玉に乗せれれば誰もが喜ぶのですが…

 

「大当り出玉の上限」「大当り確率の上限」がある以上不可能ですね。

 

ちなみに「確変継続率の65%上限」も同じ理由で撤廃になりました。

 

そもそも、この範囲内の出玉率になるなら確変継続率が5%だろうが95%だろうが好きにして~的な感じです。 

 

少し、小難しい言葉が連続でてきたので軽くまとめます。

 

①賞球数3個以下でもOKになる

②ベース値30以下でもOKになる

③短期的な出玉率の制限があるので、従来よりも射幸性が高い機種は出ない

④今までと大差のない機種しか出せない

 

結局どんな機種が登場?

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結局、射幸性の高い爆裂機種が出せない理由はここまでで理解できたと思います。

 

しかし、台のゲーム性は広がるでしょう。

 

「確変65%が撤廃」された時も同じですが、トータルでみたら同じ出玉率なのに、目に見えて「確変継続率90%」と書かれてると打ってみたくなりますからね。

 

メーカーの開発側の人も今回の規制には素直に嬉しいと言っていました。

 

今までの規制の範囲内だと、似たようなスペック・出玉性能しか開発できないため、コンテンツ力に頼るしかなかったと開発者は言っています。

 

通常ベースの下限値が緩和されたので、甘デジなのに瞬発力はライトミドル。

ライトミドルなのに出玉性能はミドル級のような機種が登場するかもしれません。

 

あくまで出玉率の制限の範囲内ではありますが、そういった意味では2019年のパチンコ機種には注目が集まりそうです。

 

ライターに関する規制についての記事も作成しました。↓

 

www.kasoutuuka-nariagari.com