パチちゃんねる

パチ屋の店長が書くブログ/これであなたも百戦錬磨?

ブラック企業の代名詞はパチンコ店/ブラック体質は改善されるのか?①

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こんにちは。パチンコ店長のDDです。

 

ブラック企業の代名詞といえばパチンコ店です。

 

残業代?有給?

そんなの関係ね~!

 

こんな感じの経営者がゴロゴロいます。今は、すこーしだけ改善されてきてはいますが…ごく一部の大手企業だけでしょう。

 

ブラック企業のはなし

これは実際に僕が経験した話です。

 

10数年前、僕が働いていたホールは東海地区で1店舗展開している超小規模の企業だった。

 

今では絶対に考えられないが、社長の息子が友達を営業店に数人連れてきて、店長に『今から遊んでいくから、あの台⑥に設定変更してよ~』と無茶ぶりを平気な顔で言う。俗に言うバカ息子だ。

 

社長の息子という事もあり、鵜呑みにし、店長自ら営業中に設定変更をする始末。

 

それを笑いながらモニター越しで見る営業部長や常務。いかにも弱小企業といえる体質。というより、企業とは程遠いおままごとだ。

 

しかし僕自身はそれが普通だと思っていたので違和感はなかった。

 

1店舗しか営業店がない弊社は、資本が少なく競合店からもボコスカにやられっぱなし。新台を入れる予算もなければ客に還元する体力もない。つまり会社に金がない。

 

会社に金がない場合、一番損をするのは従業員だ。一か月の公休日数は5回。残業代も出なければ有給消化なんて言葉すら知らなかった。

 

さらにパチンコ店の勤務時間は不規則だ。

 

早番は8:00~17:30

遅番は15:00~24:30と時間は決まっているが、終わるはずがない。

 

いかんせん従業員を雇う余裕がない。今いる従業員の頭数で店を回さなければならない。早番でも夜の8時、遅番は朝4,5時が当たり前の風土だった。

 

残業代も出ないのに?なぜそんなに残って仕事をするの?という声が聞こえてくるが、これは現代と過去の考え方の違い。

 

『仕事は終わるまで帰れない』これが昔の考え方だ。

 

月に5回しかない公休日も、閉店作業の手伝いに深夜に会社に向かう。

 

通常の業務でさえ手が回っていない状態で、機械のトラブル、設備のトラブルや修繕があると自分たちで直さなければ明日の営業に支障が出る。外部で頼む金もない。このような事が原因で従業員に負担がかかっていた。

 

当時の僕は一般社員。遅くまで仕事をして会社に人生を捧げていた。周りを見てもサービス残業こそ美学。会社への不満を漏らす人間は一人もいなかった。

 

これも全て社長の手腕だろう。たまに店舗に顔を出しては社員全員に労をねぎらう。

 

『いつも、ありがとう。助かるよ』

 

この言葉で全員の疲れはどこの風。疲れがふっとぶ魔法の言葉だ。

 

 しかし、徐々に会社に対する不満が僕の中で生れだす。

ブラック企業のはなし②

ある時、オーナーである社長が店長と話をしていた。

 

『このままでは経営が回らない。銀行に融資してもらい、格安の居抜き物件を借り2号店を構えようと考えている』

 

たしかこんな感じの内容だったと思う。経営が危ないのに銀行が融資してくれるの?と当時思った記憶もある。事実、後に2号店がグランドオープンする。

 

しかし、それが引き金で僕の不満も爆発することになる。

つづく